製品情報

イワタ新聞書体について

イワタ新聞書体について

1941年(昭和16年)に新聞用扁平書体を開発し「岩田母型新聞書体」として数多くの新聞社にご採用をいただいてまいりました。
活字・写植の時代を経て現在も「イワタ新聞書体」として、各社にご採用いただいている定評ある書体です。

2009年(平成21年)「イワタUD新聞明朝」「イワタUD新聞ゴシック」を発売いたしました。
老眼や白内障などの中高齢者読者に対応し「新聞文字の読みやすさ」を目的に、日本で初めて生まれたUD(ユニバーサルデザイン)を意識した新聞書体です。
2007年日本新聞協会技術開発奨励賞を受賞したイワタUDフォントのノウハウをもとに、2009年信濃毎日新聞社殿と共同開発を行いました。
現在、全国で33紙にご採用いただいております。(2018年10月現在)

2015年(平成27年)全く新しい視点の新聞書体「イワタミンゴNP」を発表しました。
「イワタミンゴNP」シリーズは明朝でもゴシックでもない、新しいデザインの新聞書体です。
社会面などの記事には「UD新聞明朝」、生活や科学などの記事には「イワタミンゴNP」と、記事内容に応じて紙面デザインができます。読者の興味を引く紙面づくりに最適です。
また、高齢者にも読みやすいと高い評価をいただき、ラテ番組表にも数多く採用されています。
本文用として「イワタミンゴNP-M」「イワタミンゴNP-D」、見出し用として「S-イワタミンゴNP-B」「S-イワタミンゴNP-E」の4種類のフォントがあります。
現在、全国で19紙にご採用いただいております。(2021年4月現在)


イワタ新聞書体受賞歴

イワタ新聞書体は、その先進性・革新性に対し高い評価をいただいております。

◆イワタUDフォント 2007年度
日本新聞協会技術開発奨励賞受賞
2009年度 グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞
(経済産業大臣賞)受賞
2017年度 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞
◆イワタミンゴ 2015年度 グッドデザイン賞受賞





イワタ新聞書体の特徴
  • 新聞書体は全てU-PRESSに対応。
    本文用書体、見出し用書体も含め新聞専用31書体を揃えています。
    新聞専用以外の一般書体(U-PRESS未対応)もご選択いただけます。
  • 中年・高齢者にも読みやすい「UD新聞書体」を充実。
    読者の利便性を考慮した紙面づくりができます。
  • 各社の特注仕様に対応し、使用端末台数に制限がない新聞社向け「包括ライセンスフォント」に加え、グラフィック部門などのPCにも手軽に導入できる「パッケージライセンスフォント」も揃えています。
  • 新聞社それぞれのご要望にあわせ、1文字単位のカスタマイズや固有外字作成にも柔軟に対応できます。
  • 新聞製作システムメーカー各社の新聞製作システム仕様に対応可能です。
  • イワタU-PRESSは共同通信標準仕様に加え、イワタ独自の「イワタ外字(848文字)」が標準付属。外字作成の手間が省けます。
  • 緊急外字作成用に「イワタ外字エディタ」を用意しています。
    簡単な操作で外字作成からフォント生成まで行えます。 操作が難しく高価な外字専用システムは不要です。