新聞用見出し書体「イワタ S-フォント」とは

「イワタ S-フォント」は新聞の見出し組版に特化したフォントです。

通常のDTP用のフォントでは、和文と欧文・数字の混植の際、ベースラインや文字の高さ等が異なってしまい、きれいな文字組版を作ろうとすると大変手間がかかります。 また、新聞紙面での欧文等は半角が使用されますが、DTP入力では通常欧文となってしまいます。
「S-フォント」では、このような従来のDTPフォントを新聞の見出しに適用した際の使いづらさを、フォント側で解決しています。

新聞用見出し書体「イワタ S-フォント」のデザイン

英文大文字・数字の高さを漢字の高さに合わせています。
さらに、英数字、句読点、約物などを特に新聞組版に適したデザインにしています。

明朝体の漢字は、横線始筆に打ち込みをつけ、縦線終筆にふくらみをつけるなど、活字風のメリハリのある力強い文字です。ゴシック体の漢字は、イワタゴシック体オールドの漢字を採用しています。始筆・終筆にアクセントをつけるなど、活字風のメリハリのある力強い文字です。

イワタS-フォント書体組見本

全書体、イワタU-PRESS標準文字セット(16,117文字)に対応しています。