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用語解説

あ行

基本となるUnicode(基底文字)の後ろに、「VS(異体字セレクタ)」という名の枝番号を付加することで、特定の異体字をピンポイントで指定して呼び出す仕組みのことです。VS自体も基本多言語面(U+FE00〜)や第14面(U+E0100〜)に配置されているUnicodeです。「どの文字にどの枝番号を割り当てるか」というルールは、国際的な「IVD(漢字異体字データベース)」に登録され共有されています。

米国Adobe社によって制定されたグリフセットでUnicodeやJISに依存しない独自の文字集合となっています。Adobe-Japan1-3は9,354字、Adobe-Japan1-4は15,444字のグリフセットです。親字+異体字の考え方を取り入れ、非漢字の拡張や英数字の完備など、充実した文字集合となっています。イワタのオープンタイプフォントはこの文字セットに準拠しています。一般的にAdobe-Japan1-3のセットをStd(スタンダード)版、Adobe-Japan1-4のセットをPro(プロ)版と呼んでいます。

主にUNIX系OSやWebサーバー環境で広く使われてきた日本語の符号化方式です。

同じ意味・読みを持ちながら形が異なる文字のことです。人名に多く、例えば「高」と「髙」、「峰」と「峯」、「辺・邉・邊」などがあります。

共同通信社が定めたK-JIS文字セットの外字の他、ラジオ・テレビ欄用文字、地名・人名に使用される特殊な漢字、新聞組版に必要な記号類、拡張漢字、異体字を追加したシフトJISベースの文字セットです。イワタ新聞書体Ver.4のKJIS版(TrueType/CIDとも)に標準装備しています。尚、OpenTypeにはKJIS外字を含んでいません。

DTPセンタービブロスのBiblos外字の文字種とコードに準拠したシフトJISベースの文字セットです。ポップ4書体(丸ポップ体B/角ポップ体B/角ポップ体E/勘亭流)を除くイワタ一般書体Ver.4(TrueType/CID)に標準装備しています。尚、OpenTypeにはPlus外字を含んでいません。

新聞見出しに特化したイワタU-PRESSです。英数字の高さを漢字の高さに合わせている他、英数字,句読点,約物などを新聞組版に適したデザインにしています。

共同通信社が定めたU-PRESSにイワタ独自の外字を追加した文字セットです。U-PRESSに含まれていないK-JIS文字の他、BSデジタル文字、IBM・NEC外字などを含んでおり、90年版JISやK-JISの完全上位互換になるのはもちろん、プロフェッショナルな新聞制作に必要な文字を網羅しています。

仮名漢字変換ソフトウェアのことを言います。キーボードから仮名文字や(相当する)英字を入力して、それを漢字や平かなに変換します。漢字変換には「かな・漢字辞書」が必要で、各FEPは独自の辞書を持つことが必要です。このため各FEP間での互換性はありません。メジャーなFEPとして、ATOK・EGBRIDGE・IME・ことえりなどがあります。

Unicodeという広大な器を使って、コンピュータが実際に効率よく通信・保存できるようにデータの並び(バイト列)を変換する処理またはその変換ルールのことをいいます。

文字を画面・紙面に埋め込んで例えば、情報の受け手側に送り手側と同じフォントが無くてもその文書が読めるようする技術です。PDFファイルを作成するアプリケーションソフト(Adobe社のAcrobatなど)と埋め込み可能なフォント(エンベッド可のフォント。イワタ書体は全てエンベッド可です。)が必要です。Illustratorなどでフォントをアウトライン化するのとは違う仕組みです。

Original Equipment Manufacturing. 自社ブランドの商品を市場に売り出すに当たって、その部品(フォント)を外部のメーカーに供給させることを言います。この場合、依頼元のブランドイメージを損なうことの無いように、フォントの供給先の品質が極めて重視されます。弊社では大手新聞社、印刷会社、電子機器メーカーに多くのフォントをOEM提供しています。

より適切な字形への置き換えや文字詰めなど、美しく高度な組版に対応するためのOpenTypeフォント(OpenTypeテーブルを実装したTrueTypeを含む)特有の機能を指し、Adobe社製のアプリケーションやOfficeの一部で使用することができます。フォントごとに搭載機能には違いがありビルドの際に設定します。
使用頻度が高い例としては欧文合字があります。例えば「ff」や「fi」と入力すると文字同士がくっついた「合字」に変換されるのはこの機能のはたらきです。

Adobe社とMicrosoftが共同で開発したフォントフォーマット。拡張子は.otfです。WindowsとMacintosh両方のプラットフォームで使用できます。異体字切り替え機能、字詰め(プロポーショナルメトリクス)などの情報が搭載されており、きれいな組版ができる高機能なフォントです。
搭載されている文字数は日本語フォントではAdobeが制定している文字セットに準拠することが多く、Adobe-Japan1-6で23058文字、Adobe-Japan1-7 ではAdobe-Japan1-6に令和合字が追加され23060グリフ収録されています。2025年現在、Adobe-Japan1-7が一番文字数が多いセットです。

フォントテーブルの1つ。ウェイト情報や、サポートする言語のUnicodeの範囲、収容されている全グリフの縦方向の最大・最小値を載せます。OSにフォントをインストールし、アプリでフォントを表示させる上で重要な情報を書き込むテーブルです。

か行

教育に関連する書物や教育現場にて制作される問題集や副読本に使用することを目的として開発されたフォントです。字形は当時の文部省が定めた学習指導要領に準拠しています。
現在イワタでは学参組版に必要な1,062字の外字を含めた12書体の学参フォントと筆順を表現することができる筆順フォントを販売しております。

文字そのものの「形」のことです。コードが割り当てられているかどうかに関わらず、フォント内に収録されている個々の字形のことをグリフと呼びます。

さ行

UTF-16において、2バイト(16ビット)に収まらない文字(Unicodeの第1面以降に配置された文字など)を表現するために、2つの16ビット(計4バイト)をセットにして1つの文字を表す仕組みのことです。
上位サロゲート(D800~DBFFの1024通り)と下位サロゲート(DC00~DFFFの1024通り)の組み合わせによって、約100万文字分の新しい文字を表現できます。

フォントテーブルの1つで、OpenTypeフォントのグリフデータです。グリフのデータは、PostScript形式で3次ベジェ曲線で描きます。

フォントのテーブルの1つで、縦書き文字、異体字切り替え、合字などの文字の置き換え機能が搭載されている箇所です。
小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」を縦書きにすると他の文字と右のラインが揃ったグリフになったり、「ff」や「fi」を入力すると文字同士がくっついた「合字」に変換されるのはこのGSUB機能のはたらきです。

Unicodeにおいて、中国(C)・日本(J)・韓国(K)で使われている漢字のうち、形が似ていて、由来が同じ漢字をまとめ(統合し)、共通のコードポイントを割り当てた漢字群のことです。

フォントテーブルの1つ。POS(ポス)はポジショニング=位置を決めるという意味で、主にグリフをどれぐらいツメるかの情報が載っています。
「VA」や「Ta」など隙間が目立つグリフの組み合わせには個別にペアカーニングという設定を行います。

フォントテーブルの1つで、Unicode番号とグリフの対応づけをします。例えば「A」にはU+0041というUnicodeが割り当てられています。

1969年に制定された日本初の文字コード規格(旧称:JIS C 6220)です。いわゆる半角英数字と半角カタカナなどが規定されています。また、CR・LFやDEL(0x7F)など、機器の動作を制御するためのコード(制御文字)も定義されています。

1978年に制定された日本の全角文字の標準的な文字コード規格です。16ビット(2バイト)体系を採用し、ひらがな、カタカナ、記号、および第1水準・第2水準の漢字(6,355字)などを規定しています。日本語フォントのベースとして、あらゆる日本語フォントに収容されています。

JIS X 0208:1983に入りきらなかった人名・地名などの漢字を追加するために1990年に制定されました。正式名称は「情報交換用漢字符号―補助漢字」のため、通称「補助漢字」と言われていますが、アクセント記号付きのラテン文字、ギリシア文字・キリル文字など非漢字も収録されています。

JIS X 0208を拡張するために2000年に制定されました。JIS X 0208に含まれない地名・人名用漢字、記号などが第3水準・第4水準として追加されました。2004年に10文字の追加と168字の例示字形の変更が行われました。JIS X 0213はJIS X 0208とセットで使用するものです。

コンピュータがJIS X 0201(半角文字)とJIS X 0208(全角文字)を識別できるように、1980年代に考案された符号化方式です。パソコン黎明期からMS-DOSやWindows、Classic Mac OSなどで標準的に使われてきました。今でも日本語OpenTypeフォントにはShift_JIS用のcmapを実装しているものがあります。

Adobe社のInDesignにて外字を使用するためのプラグインテクノロジーです。形状と付属情報等からなる文字データを文書内に埋め込むことを基本概念としています。イワタはこのSINGに対応した外字セット、外字作成ツール等の製品を順次開発、販売していきます。

た行

フォントファイルの内部で使用している構造のことです。目的別に、字形を入れておく所、文字コードを入れておく所など、管理しやすいように仕切られています。

デジタルコンテンツををスマホ、PCや専用のデバイスなどで読む形式の「書籍」です。

フォントフォーマットの1つで、拡張子は.ttfと.ttcです。 TTFはTrueType Font、TTCはTrueType Collection(複数のTTFを1ファイルにまとめたもの)になります。WindowsPCにデフォルトでインストールされているMSゴシックや游明朝はTureTypeフォントです。イワタの日本語TrueTypeフォントはJIS X 0208とJIS X 0213に準拠して開発しています。

な行

フォントテーブルの1つで、名前関連の情報が載っています。デバイス画面に表示されるフォントの名前(例:イワタ福まるごStdN L)はこのテーブルの情報です。ちなみにイワタフォントのOpenTypeのフォントメニュー名はI-OTF***かイワタ***ですので、フォントを探す際は目印にしてください。

は行

8個のビットを1つにまとめた単位で、1バイト=8ビットです。1バイトでは 2の8乗=256通りの情報を表現できます。英数字は通常1バイト、日本語などの多言語は複数バイト(2〜4バイト)を使って表されます。

コンピュータが扱う情報の最小単位で、「0」または「1」の2つの状態を表します。データの処理や伝送、文字コードのデータ構造における最も基本的な要素です。

フォントメーカーのビルドとは、作成した文字のデータをデバイスでフォントとして使えるように、プログラムを書いてツールで変換すること。変換するツールは、IKARUSやAFDKOを使います。

それ自体では機能せず、特定のアプリケーションソフトに機能を組み込む形で動作するプログラムの総称を言います。通常、アプリケーションによって指定されたフォルダに入れておくだけで動作しますが、アプリケーション側で登録のための操作や何等かの設定を行う必要がある場合もあります。弊社ではInDesignのPlugInソフトとして、株式組版用ソフトを開発・販売しております。

フォントテーブルの1つ。フォントデータの概要であるヘッダー情報が記載されます。具体的には更新日時やバージョン、入っている字形の縦方向・横方向の最大・最小値などが書いてあります。

1900年(明治33年)の小学校令で、学校で教えるひらがなが「1音につき1字」に絞り込まれましたが、それ以前に日常的に使われていた多様なひらがなの異体字のことです。Unicode 10.0以降で変体仮名の登録が進みました。

ま行

コンピュータが文字を処理・表示するために、それぞれの文字に割り当てられた固有の番号のことです。UnicodeやJIS X 0208も文字コードの一種です。

日本の戸籍や住民票など、人名に使われる膨大な漢字のバリエーションを整理した約6万文字に及ぶ文字セットであり、漢字情報やUnicode(IVS)との対応関係が記載されたデータベースのことです。2021年(令和3年)に郵便番号などと並び、社会の基盤となる重要データベース「ベースレジストリ」のひとつとして指定されました。

や行

Unicodeで定義された文字を処理するための符号化方式の一つです。1文字は1〜4バイトの可変長(文字によって長さを変える)で表現されます。MacやWebなどで採用されています。

Unicodeで定義された文字を処理するための符号化方式の一つです。1文字は2バイトまたは4バイトで表現されます。Windowsの内部処理などで採用されています。

年齢/性別や障害の有無に関係なく、あらゆる人が商品/サービス/住居/施設を快適に利用できるように最初から意図してデザイン・設計をすることを指します。

ユニバーサルデザイン視点に基づき開発したフォントで、弱視、ディスレクシア(読み書き障害)、老眼、白内障等々の視覚障害の人たちにも見やすい文字です。

JISが国内の標準であるのに対して、Unicodeは世界の標準として1文字に固有のコードを付け、世界中の文字を一つの標準で管理しようという発想から制定されたコード体系です。約65,000字のエリアに文字がマッピングされています。また、日本・中国・韓国の文字群は類似文字を集め、包摂基準を設けたCJKというグループに統合されています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第0区画です。
U+0000 〜 U+FFFF の範囲(65,536文字分)を指します。日本語のひらがな・カタカナ・常用漢字はもちろん、現代の世界中で使われている主要な言語の文字や基本的な記号の大部分がこの面に収められています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第1区画です。
U+10000 〜 U+1FFFF の範囲を指します。歴史的な古代文字や特殊な記号、楽譜、絵文字(Emoji)などがこの面に割り当てられています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第2区画です。
U+20000 〜 U+2FFFF の範囲を指します。基本多言語面(BMP)に収まらなかった「JIS第3・第4水準漢字」など、稀少な漢字、人名・地名用の異体字、歴史的典籍に使われる漢字などが割り振られています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第3区画です。
U+30000 〜 U+3FFFF の範囲を指します。甲骨文字や金文、篆書体などの古代漢字や近年新しく追加された漢字のためのエリアです。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第4~13区画です。
U+40000 〜 U+DFFFF の範囲を指します。将来の標準化のために予約されている未定義(未割り当て)の領域です。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第14区画です。
U+E0000 〜 U+EFFFF の範囲を指します。文字そのものではなく、フォントの異体字をコントロールする「異体字セレクタ(IVS)」などの制御用文字が割り当てられています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第15、16区画です。
U+F0000 〜 U+10FFFF の範囲を指します。独自の文字を定義可能な開かれた外字領域(私用領域)です。

A

米国Adobe社によって制定されたグリフセットでUnicodeやJISに依存しない独自の文字集合となっています。Adobe-Japan1-3は9,354字、Adobe-Japan1-4は15,444字のグリフセットです。親字+異体字の考え方を取り入れ、非漢字の拡張や英数字の完備など、充実した文字集合となっています。イワタのオープンタイプフォントはこの文字セットに準拠しています。一般的にAdobe-Japan1-3のセットをStd(スタンダード)版、Adobe-Japan1-4のセットをPro(プロ)版と呼んでいます。

B

コンピュータが扱う情報の最小単位で、「0」または「1」の2つの状態を表します。データの処理や伝送、文字コードのデータ構造における最も基本的な要素です。

フォントメーカーのビルドとは、作成した文字のデータをデバイスでフォントとして使えるように、プログラムを書いてツールで変換すること。変換するツールは、IKARUSやAFDKOを使います。

8個のビットを1つにまとめた単位で、1バイト=8ビットです。1バイトでは 2の8乗=256通りの情報を表現できます。英数字は通常1バイト、日本語などの多言語は複数バイト(2〜4バイト)を使って表されます。

C

フォントテーブルの1つで、OpenTypeフォントのグリフデータです。グリフのデータは、PostScript形式で3次ベジェ曲線で描きます。

Unicodeにおいて、中国(C)・日本(J)・韓国(K)で使われている漢字のうち、形が似ていて、由来が同じ漢字をまとめ(統合し)、共通のコードポイントを割り当てた漢字群のことです。

フォントテーブルの1つで、Unicode番号とグリフの対応づけをします。例えば「A」にはU+0041というUnicodeが割り当てられています。

E

文字を画面・紙面に埋め込んで例えば、情報の受け手側に送り手側と同じフォントが無くてもその文書が読めるようする技術です。PDFファイルを作成するアプリケーションソフト(Adobe社のAcrobatなど)と埋め込み可能なフォント(エンベッド可のフォント。イワタ書体は全てエンベッド可です。)が必要です。Illustratorなどでフォントをアウトライン化するのとは違う仕組みです。

主にUNIX系OSやWebサーバー環境で広く使われてきた日本語の符号化方式です。

F

仮名漢字変換ソフトウェアのことを言います。キーボードから仮名文字や(相当する)英字を入力して、それを漢字や平かなに変換します。漢字変換には「かな・漢字辞書」が必要で、各FEPは独自の辞書を持つことが必要です。このため各FEP間での互換性はありません。メジャーなFEPとして、ATOK・EGBRIDGE・IME・ことえりなどがあります。

G

文字そのものの「形」のことです。コードが割り当てられているかどうかに関わらず、フォント内に収録されている個々の字形のことをグリフと呼びます。

フォントテーブルの1つ。POS(ポス)はポジショニング=位置を決めるという意味で、主にグリフをどれぐらいツメるかの情報が載っています。
「VA」や「Ta」など隙間が目立つグリフの組み合わせには個別にペアカーニングという設定を行います。

フォントのテーブルの1つで、縦書き文字、異体字切り替え、合字などの文字の置き換え機能が搭載されている箇所です。
小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」を縦書きにすると他の文字と右のラインが揃ったグリフになったり、「ff」や「fi」を入力すると文字同士がくっついた「合字」に変換されるのはこのGSUB機能のはたらきです。

H

フォントテーブルの1つ。フォントデータの概要であるヘッダー情報が記載されます。具体的には更新日時やバージョン、入っている字形の縦方向・横方向の最大・最小値などが書いてあります。

I

基本となるUnicode(基底文字)の後ろに、「VS(異体字セレクタ)」という名の枝番号を付加することで、特定の異体字をピンポイントで指定して呼び出す仕組みのことです。VS自体も基本多言語面(U+FE00〜)や第14面(U+E0100〜)に配置されているUnicodeです。「どの文字にどの枝番号を割り当てるか」というルールは、国際的な「IVD(漢字異体字データベース)」に登録され共有されています。

J

1969年に制定された日本初の文字コード規格(旧称:JIS C 6220)です。いわゆる半角英数字と半角カタカナなどが規定されています。また、CR・LFやDEL(0x7F)など、機器の動作を制御するためのコード(制御文字)も定義されています。

1978年に制定された日本の全角文字の標準的な文字コード規格です。16ビット(2バイト)体系を採用し、ひらがな、カタカナ、記号、および第1水準・第2水準の漢字(6,355字)などを規定しています。日本語フォントのベースとして、あらゆる日本語フォントに収容されています。

JIS X 0208:1983に入りきらなかった人名・地名などの漢字を追加するために1990年に制定されました。正式名称は「情報交換用漢字符号―補助漢字」のため、通称「補助漢字」と言われていますが、アクセント記号付きのラテン文字、ギリシア文字・キリル文字など非漢字も収録されています。

JIS X 0208を拡張するために2000年に制定されました。JIS X 0208に含まれない地名・人名用漢字、記号などが第3水準・第4水準として追加されました。2004年に10文字の追加と168字の例示字形の変更が行われました。JIS X 0213はJIS X 0208とセットで使用するものです。

N

フォントテーブルの1つで、名前関連の情報が載っています。デバイス画面に表示されるフォントの名前(例:イワタ福まるごStdN L)はこのテーブルの情報です。ちなみにイワタフォントのOpenTypeのフォントメニュー名はI-OTF***かイワタ***ですので、フォントを探す際は目印にしてください。

O

Original Equipment Manufacturing. 自社ブランドの商品を市場に売り出すに当たって、その部品(フォント)を外部のメーカーに供給させることを言います。この場合、依頼元のブランドイメージを損なうことの無いように、フォントの供給先の品質が極めて重視されます。弊社では大手新聞社、印刷会社、電子機器メーカーに多くのフォントをOEM提供しています。

より適切な字形への置き換えや文字詰めなど、美しく高度な組版に対応するためのOpenTypeフォント(OpenTypeテーブルを実装したTrueTypeを含む)特有の機能を指し、Adobe社製のアプリケーションやOfficeの一部で使用することができます。フォントごとに搭載機能には違いがありビルドの際に設定します。
使用頻度が高い例としては欧文合字があります。例えば「ff」や「fi」と入力すると文字同士がくっついた「合字」に変換されるのはこの機能のはたらきです。

Adobe社とMicrosoftが共同で開発したフォントフォーマット。拡張子は.otfです。WindowsとMacintosh両方のプラットフォームで使用できます。異体字切り替え機能、字詰め(プロポーショナルメトリクス)などの情報が搭載されており、きれいな組版ができる高機能なフォントです。
搭載されている文字数は日本語フォントではAdobeが制定している文字セットに準拠することが多く、Adobe-Japan1-6で23058文字、Adobe-Japan1-7 ではAdobe-Japan1-6に令和合字が追加され23060グリフ収録されています。2025年現在、Adobe-Japan1-7が一番文字数が多いセットです。

フォントテーブルの1つ。ウェイト情報や、サポートする言語のUnicodeの範囲、収容されている全グリフの縦方向の最大・最小値を載せます。OSにフォントをインストールし、アプリでフォントを表示させる上で重要な情報を書き込むテーブルです。

P

それ自体では機能せず、特定のアプリケーションソフトに機能を組み込む形で動作するプログラムの総称を言います。通常、アプリケーションによって指定されたフォルダに入れておくだけで動作しますが、アプリケーション側で登録のための操作や何等かの設定を行う必要がある場合もあります。弊社ではInDesignのPlugInソフトとして、株式組版用ソフトを開発・販売しております。

S

コンピュータがJIS X 0201(半角文字)とJIS X 0208(全角文字)を識別できるように、1980年代に考案された符号化方式です。パソコン黎明期からMS-DOSやWindows、Classic Mac OSなどで標準的に使われてきました。今でも日本語OpenTypeフォントにはShift_JIS用のcmapを実装しているものがあります。

Adobe社のInDesignにて外字を使用するためのプラグインテクノロジーです。形状と付属情報等からなる文字データを文書内に埋め込むことを基本概念としています。イワタはこのSINGに対応した外字セット、外字作成ツール等の製品を順次開発、販売していきます。

T

フォントファイルの内部で使用している構造のことです。目的別に、字形を入れておく所、文字コードを入れておく所など、管理しやすいように仕切られています。

U

年齢/性別や障害の有無に関係なく、あらゆる人が商品/サービス/住居/施設を快適に利用できるように最初から意図してデザイン・設計をすることを指します。

ユニバーサルデザイン視点に基づき開発したフォントで、弱視、ディスレクシア(読み書き障害)、老眼、白内障等々の視覚障害の人たちにも見やすい文字です。

JISが国内の標準であるのに対して、Unicodeは世界の標準として1文字に固有のコードを付け、世界中の文字を一つの標準で管理しようという発想から制定されたコード体系です。約65,000字のエリアに文字がマッピングされています。また、日本・中国・韓国の文字群は類似文字を集め、包摂基準を設けたCJKというグループに統合されています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第0区画です。
U+0000 〜 U+FFFF の範囲(65,536文字分)を指します。日本語のひらがな・カタカナ・常用漢字はもちろん、現代の世界中で使われている主要な言語の文字や基本的な記号の大部分がこの面に収められています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第1区画です。
U+10000 〜 U+1FFFF の範囲を指します。歴史的な古代文字や特殊な記号、楽譜、絵文字(Emoji)などがこの面に割り当てられています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第2区画です。
U+20000 〜 U+2FFFF の範囲を指します。基本多言語面(BMP)に収まらなかった「JIS第3・第4水準漢字」など、稀少な漢字、人名・地名用の異体字、歴史的典籍に使われる漢字などが割り振られています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第3区画です。
U+30000 〜 U+3FFFF の範囲を指します。甲骨文字や金文、篆書体などの古代漢字や近年新しく追加された漢字のためのエリアです。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第4~13区画です。
U+40000 〜 U+DFFFF の範囲を指します。将来の標準化のために予約されている未定義(未割り当て)の領域です。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第14区画です。
U+E0000 〜 U+EFFFF の範囲を指します。文字そのものではなく、フォントの異体字をコントロールする「異体字セレクタ(IVS)」などの制御用文字が割り当てられています。

Unicodeの巨大な文字管理スペースを構成する、全17の「面(0~16)」の第15、16区画です。
U+F0000 〜 U+10FFFF の範囲を指します。独自の文字を定義可能な開かれた外字領域(私用領域)です。

共同通信社がニュースなどの配信を目的に定めたUCS準拠の文字セットです。基本的に表外漢字を採用した改訂版JISの字形に合わせているため、90年版JISとは一部互換性がありません。

Unicodeで定義された文字を処理するための符号化方式の一つです。1文字は1〜4バイトの可変長(文字によって長さを変える)で表現されます。MacやWebなどで採用されています。

Unicodeで定義された文字を処理するための符号化方式の一つです。1文字は2バイトまたは4バイトで表現されます。Windowsの内部処理などで採用されています。