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イワタが日本語の漢字拡張を担当したフォント「Source Han Sans」が、グーグルとアドビのパートナーシップにもとづき、リリースされました。 (2014/07/16)

情報

株式会社イワタ(東京都千代田区岩本町3-2-9 代表取締役社長 水野弘一郎)は、アドビがリリースを発表したフォント「Source Han Sans」の、日本語の漢字拡張を担当したことを発表しました。
「Source Han Sans」は、Googleとアドビのパートナーシップにもとづきリリースされた、オープンソース多言語フォントです。中国語で用いる繁体字と簡体字、日本語と韓国語で用いる文字のすべてのグリフ(字体)に対応した書体ファミリーです。アドビは、各国語で異なる書体をデザインするに当たり、長年の経験をもつ書体メーカーの豊富な知識が必要であると考え、イワタがパートナーとして選ばれました。

「Source Han Sans」は、スマートフォンやタブレットなど小型デバイスにおいて、読みやすさの向上を課題としてデザインされました。今後数多くのOSやモバイル機器、アプリケーション等で利用されることが期待できます。
Adobe Press またGoogleからは「Noto Sans CJK」としてリリースされます。
Noto Sans CJKの詳細については、Google Developer Relations Japan Blog(英文)をご参照ください。

株式会社イワタについて
株式会社イワタは、1920年に岩田百蔵が創業した岩田母型製造所を母体とする歴史ある書体メーカーです。印刷から電子機器組み込みまで用途を問わず、幅広い領域において高品質な書体を提供しています。
活字の時代から定評のある岩田明朝体は、現在もデジタル書体の「イワタ明朝体オールド」として販売されており、定番の本文書体として広く利用されています。
また、2006年に日本で初めて販売を開始した「イワタUDフォント」は、中・高齢者にも見やすいフォントとして新しい市場を開拓し、社会に大きな影響を与えています。
株式会社イワタは伝統のある書体を守り続けることのみならず、新しい書体の開発を積極的に行っています。

本件に関するお問い合わせ
株式会社イワタ  http://www.iwatafont.co.jp
TEL 03-5820-3161
FAX 03-5820-3174

「Source Han Sans」書体見本