
イワタの歴史
大正9(1920)年
岩田百蔵が岩田母型製造所を創業し、活字母型の製造販売を開始致しました。
昭和16年12月
新聞用扁平書体を開発、以後、多くの新聞社で採用されている「イワタ新聞書体」の起源となりました。
昭和22年
株式会社岩田母型製造所として法人化しました。その後、書体を増やし、多くの新聞社、官公庁、出版社、写植機メ-カーに採用され昭和30~40年代には活字のトップメーカーとしてイワタ書体は広く使われるようになりました。
昭和44年
岩田母型グループ再編成により株式会社イワタが発足。以後書体名をカタカナのイワタにしました。
昭和63年
株式会社イワタエンジニアリングと名称変更し、同時に山形県天童市にデジタルフォント制作の部門を設置、URW社(ドイツ)のフォント作成ツールIKARUSを導入してアウトラインフォントとドットフォントの制作を始めました。
平成7年
自治体、企業体からの戸籍事務用TrueTypeフォントの要請に対応し、イワタ中細明朝体を開発。文字種も増やして外字付TrueTypeフォントを制作し、イースト(株)と提携して戸籍システム用に発売しました。法務省「犯歴明朝」、大田区、世田谷区、大阪市、NTTデータ通信(経由の各自治体)、その他多くの企業体に採用されるに至りました。その後、明朝・ゴシック両書体にわたり、JIS標準文字セット以外にJISX0213の文字セット、JEF(富士通)、JIPS(NEC)、KEIS(日立)の拡張外字を含め各々約3万字以上の文字をIKデータの形式にデジタル化し、データベース化して蓄積するに至りました。
平成8年(1996年)
フォントパッケージ「イワタ書体ライブラリー」PostScriptフォントを発売。引き続きCIDフォント、TrueTypeフォント、OpenTypeフォントのフォントパッケージも発売し好評を博しています。
平成11年(1999年)
URW社のIKARUSシステム販売代理店となり、同システムの日本での販売、サポートを大手新聞社、印刷会社を対象に行っています。またこの頃、読売新聞、朝日新聞、中日新聞などの新聞社の文字のデジタル化を受託し、新聞紙面の大文字化に寄与しました。これら新聞社のシステム更新に際し、当社はフォント制作技術を提供し、新聞製作システムのオープン化、ネットワーク化の流れをフォントの面からサポートしました。
平成13年9月
岩田母型製造所との統合を機に社名を株式会社イワタと復活変更しました。
80有余年に渡って制作された、文字遺産とも言える字母の数は30万字以上となり、現在、当社に大切に保管されています。その間、多くの新聞社、出版社、官公庁、写植機メーカー、電機メーカーに、活字字母、デジタルデータで提供され、現在でも使われています。